どうも鶴岡です。
今回は、「ターゲティング」について解説していきたいと思います。
まず、コピーライティングを使って情報発信をする場合、『どんなターゲットに向けて書くか?』であなたの書く文章の効果も変わってきます。
例えば、20代に向けて書いた文章を50歳の人が読んだとしてもあまり響きません。
その理由は、文章がターゲットの心に響くには「この文章は僕1人に問いかけている」と錯覚させる必要があるからです。
この状況での錯覚とは、情報を発信する側は不特定多数の人間に向けて文章を書きます。
しかし、情報を受け取る側は、1人なのです。
例えば、この二つの文章を読んでみてください。
「僕は、今このブログを読んでいるあなたの理想のライフスタイルを実現させたいんです!」
「僕は、今このブログを読んでいる方々の理想のライフスタイルを実現させたいんです!」
どちらがあなたの心に響きますか?
おそらく、最初の文章だと思います。
どちらも似たような文章ですが、一つ言葉が違うだけです。
「あなた」と「方々」
たったこれだけの違いで、響き方がこんなにも違います。
理由は、一つ目の文章は、「あなた」と書くことにより、読んだ側は「自分のこと」と捉えて、「この人は自分だけに言っている」と錯覚します。
しかし、二つ目の文章は、「方々」と書いているため、読んだ側は「私の他にも読んでいる人がいる」と思い込むのです。
逆に言えば、「誰に対しても同じことを言っている、いわば八方美人」と捉えられてしまい、心に響きにくくなってしまいます。
話を戻しますが、大切なのは1人に限定すること。
その一人のターゲット専用のマーケティングをすることで、『成約率』を上げるのです。
「2頭追うものは1頭も得ず」ということわざがありますが、これはまさにビジネスにおけるターゲティングそのもの。
どのターゲットも拾いたいと、「万人受けを狙った戦略」では、結局、だれ一人にも受けることなく終わってしまいます。
だからターゲットを絞るターゲティングはかなり重要なのです。
正しいターゲティングの方法
ターゲティングのコツはまず、自分を見つめることです。
簡単に言うと、自分と似た人をターゲットにするのが一番響きやすいということ。
なぜなら、大前提あなたのターゲットとなるのはあなたと同じ考え方をした人だからです。
人は自分と同じ考えや共感を持つ人を好みます。
一度あなたの周りを思い浮かべてみてください。
どうでしょうか?
少なからず、あなたの周りにいる方はあなたに似たような考えを持つ人や共感出来る方だと思います。
それは、やはりあなた自身もあなたの周りにいる人も双方の考え方や境遇が似ているから自然と引き合い、同じ時間を過ごすのです。
つまり、これからあなたのターゲットとなる人もあなたに似たような境遇を持ち、考え方に共感した人が集まってきます。
なので、まずは自分が、
・どんな人間なのか?
・どんな家庭環境なのか?
・どんな道を進んできたのか?
・なぜネットビジネスを挑戦しようと思ったのか?
・どんなことが好きなのか?
これらを具体的に書くことで、自然とターゲティングをすることができます。
例えば、僕のターゲティングは
・Fランク大学生
・お金に恵まれない家庭環境で育つ
・常に安定を求めている
・自分の理想のライフスタイルがあり、それを実現しようとしている
ざっくり言うとこんな感じです。
詳しくは僕のプロフィールを見て頂ければもっと深く理解できます。↓
実は、こういった情報発信者のプロフィールにはターゲティングの要素が多く含まれているのです。
その理由は、ターゲットの「共感」を得るため。
そもそもプロフィールというのは、プロフィールを読んだターゲットが自分に共感をするように作られています。
もし、ターゲティングがわからない場合は、いろんな情報発信者のプロフィールを参考にして見ましょう。
そして、一番共感できる人のプロフィールを参考にすればいいのです。
あなたが一番共感できるプロフィールは、あなたの心に響いたプロフィールということ。
つまり、あなたの考え方や価値観に近いということになります。
【徹底解説】実際にターゲティングをしてみよう!

それでは、実際にターゲティングを固めるために、まずは自分がどんな人間なのか調べて見ましょう。
以下のターゲティングチェックシートを利用して、自分はどんな人間なのか書き出して見てください。
~ターゲティングチェックシート~
1、あなたの歳は?
2、あなたの性別
3、大学生or社会人orフリーター
4、3の回答に対する詳細
例)学生なら何年生で、何を学んでいるか?
5、現状の生活にどう思っているか?
6、どんな環境で育ったか?
7、趣味
8、理想の将来
9、避けたい将来
10、なぜ起業しようと思ったのか?
11、お金に対する価値観
12、自分の理念
このチェックシートをコピーして、メモやワードに貼り付けて回答してみましょう。
ちなみに当時、僕がターゲティングしたときはこんな感じです。
~ターゲティングチェックシート(例.鶴岡)~
1、あなたの歳は?
・20歳
2、性別
・男性
3、大学生、社会人、フリーター
・大学生
4、3の回答に対する詳細
例)学生なら何年生で、何を学んでいるか?
・大学2年生で、電気系について学んでいる
5、現状の生活にどう思っているか?
・Fランク大学に通っており、将来に不安を抱えている。
・本当にこのまま、ただ大学を卒業し、就職することが正しい道なのか疑っている。
・大学生活は奨学金とバイト代で学費をまかなっているので、バイト三昧で周りの生徒より苦労をしている。
6、どんな環境で育ったか
・母子家庭で育ったため、裕福ではない。
・さらに、母親の勤め先は倒産し、職を失う経験をしている。
・常に我慢の生活をしていた。
7、趣味
・旅行、スポーツ、映画鑑賞
8、理想の将来
・自分の好きなことをとことんやる。
・日本がどんな経済状況になろうと、自分には関係無い。
・家族や大切な人を経済的に守れる人間になる。
9、避けたい将来
・会社や日本の景気に左右される人生。
・自分のしたいことを我慢し続けて、生活するために働く人生。
10、なぜ起業しようと思ったのか
・近いうちに訪れる日本の経済危機に不安がある。
・自分のしたいことを実現するために、時間とお金を手に入れるため。
・学歴社会に嫌気がさしたから。
11、お金に対する価値観
・人と人との繋がりの大切さは理解しているが、「この世は愛だ!」などの非現実的な根拠もないことは嫌いである。
・結局、現実を客観視すれば何をするにもお金。
・お金は自分の理想を叶える上で必要不可欠な存在。
12、自分の理念
・一度きりの人生、「後悔」という一言では終わらせない。
・人を騙してまで幸せになろうとは思わない。
・どうせやるなら真っ当なことをする。
・自分には無理と諦めたら人生終了。
このチェックシートは、ブログを開設したときのプロフィールを書くときに役立ちます。
どうでしたか?
自分を見つめ直すことで、ターゲティングはできます。
ようは、さっき書き出した思想をしている人があなたの「読者」になるのです。
ちなみに、今回お伝えした、ターゲティングチェックシートを用いたターゲティング手法はかなり基礎的な手法になります。
さらに高度なターゲティングを学びたい方は、下記の記事を参考にして下さい↓
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