どうも、鶴岡です。
僕は、情報発信において口うるさいほど、
「ネットビジネスにはコピーライティングは必須だ!」
とお話していますが、その理由は、ネットビジネスでお金を生む為には、読者を行動させる必要があるからです。
読者の行動とは、
・記事を読むこと
・発信した内容を実践させること
・購入してもらうこと
・クリックしてもらうこと
などなど、いろいろあります。
そして、読者はあなたの文章(コピー)を読んで行動するのです。
つまり、文章の媒体を多く扱うネットビジネスにおいて、コピーライティングという文章を書くスキルは必須で、成功を左右すると言っても過言ではありません。
しかし・・・
コピーライティングを学ぶ多くの人がぶち当たる壁というのがあります。
それが、読者が全く行動してくれないこと。
「コピーライティングを学んでるのに、読者は何で行動してくれなんだ!」
実は、この読者が中々あなたのように行動してくれないのには、きちんと理由があります。
それは、「限定性の不足」です。
実は、文章に「限定性」という性質を加えるだけで、読者の行動力を底上げすることができます。
「“限定性”ってなに?」
という状態の方は、ぜひコピーライティングに限定性を取り入れてみてください。
なぜなら、限定性を文章に取り入れるだけで、あなたが書くコピーは比較にならないほど読んだだけで行動したくなる文章になります。
今回は、読者の行動力を底上げする限定性とは何か?
そして、
・なぜ、限定性を使うべきなのか?
・限定性の種類
・限定性を用いる時のメリット
・限定性に無くてはならない「理由付け」
についても解説していきます。
ターゲットが「なかなか商品を買ってくれない」、「申し込んでくれない」と悩んでいるあなたはぜひ、最後まで目を通してみてください。
この記事の中にその答えが見つかるはずです。
目次~Contents~
限定性とは?
限定性とは、数量や期間などを限定することです。
希少性とも言われますね。
一言で言えば、“早いもの勝ちですよ!”というメッセージを読者に訴えかけることです。
また、
“この商品・サービスは人気があり、すぐになくなってしまいます”と印象付けることもできます。
お菓子やドリンクでは「期間限定」、テレビショッピングでは「先着30名様限定」というように、この限定性は、あなたの周りでもよく使われている手法です。
セールスコピーでは欠かせない限定性
限定性はセールスコピーに欠かせません。
「限定性のない広告は広告ではない」という言葉があります。
この言葉の通り、セールスコピーには必ず、限定性を取り入れてください。
というのも、限定性を入れるべき理由が2つあります。
一つずつ丁寧に解説していきますね。
なぜ、限定性を使うべきなのか?
人は、いつでも手に入る商品・サービスには魅力を感じません。
「いつでも買えるから今度にしよう」
と購入を悩み、先延ばしにする可能性が非常に高くなるからです。
このように、限定性の無い商品やサービスは、結局忘れられてしまい、購入されません。
限定性を使うことで、商品・サービスにプラスアルファーの価値をつけることができるのです。
あなたも一度は“期間限定”や“数量限定”のモノを買ったことがあると思います。
人は、数に限りがあるモノ、数が少ないモノに魅力を感じ、欲しがる生き物です。
つまり、あなたが売る商品・サービスに付加価値をつけるためにも限定性を使うべきだということ。
限定性により行動力が上がる
限定性を使うことで、
「今買わないと次は買えないかもしれない」
という心理が働きます。
言ってしまえば、人は手に入れられるチャンスを逃すことに怖さを感じるのです。
限りがあるレアなモノは売り切れると、二度と購入することができません。
人は、そうなった時に“後悔したくない”という恐怖心から逃れるために商品・サービスを購入します。
つまり、限定性を使うことで購入の先延ばしを防ぐことができ、すぐに行動してもらえるのです。
限定性の種類
限定性と一言で言っても、いくつか種類があります。
それぞれ解説していきますので、以下を参照にし、あなたが売る商品・サービスに使える限定性を活用してみてください。
限定性の種類(1)数
数量を限定することです。
比較的、どの商品・サービスにもつけることができるので、様々なモノに活用されています。
商品・サービスによって適正な数があるため、一概には言えませんが、そのものに見合った数を限定するのでが効果的です。
例)
・数量限定
・先着20個限定 など
限定性の種類(2)新規客
新規客の限定性は、よくテレビショッピングなどで使われています。
「新しいお客さんを増やしたい」
「より多くの方に自社の商品・サービスを知って欲しい」
といった新規客をターゲットにしている商品・サービスに有効です。
新規客を獲得することにより、リピートにも期待できます。
例)
・初めてご購入のお客様に限り30%オフ
・初めてのお客様に限り、2個セットで1個と同じ値段 など
限定性の種類(3)人数
人数の限定性も様々な商品・サービスに活用されています。
セミナーの場合だと、開催する場所によって人数に限りがありますよね。
その際にもこの限定性を使うことが可能です。
例)
・先着50名様限定
・8名様以上のご利用で1000円オフ など
限定性の種類(4)期間
ある一定の期間を限定したものです。
日常でよく目にするのは、お菓子屋アイスといった食料品などがあります。
キャンペーンを打ち出す際にも期間を限定することで、読者の購買意欲を上げることが可能です。
例)
・夏季限定
・1日から14日までの期間限定キャンペーン など
限定性の種類(5)時間
4、期間と若干似ていますが、より期間を短く限定する際に活用されます。
テレビショッピングや飲食店などでよく活用されていて、最も即効性の高い限定性です。
お客さんからすれば、「今しかない」とついつい思ってしまいますからね。
例)
・番組放送終了後、30分以内のご購入で付属品もつきます
・本日より48時間以内のご登録でプレゼント
・17時~19時入店で、飲み放題が半額 など
限定性の種類(6)年齢
これは年齢を限定したものです。
最近では、携帯会社も取り入れています。
「10代のお客さん」「30代以上のお客さん」など、ある年齢層のお客さんを増やしたい方には、ぜひ、取り入れて欲しい限定性です。
例)
・20歳以下(学生)限定
・25歳以上限定で毎週プレゼント など
限定性の種類(7)性別
男性・女性どちらにか売り込みたい時に活用できます。
相席居酒屋などは女性の料金を無料にして、多くの女性客を取り込んでいるのです。
他にも例えば、「脱毛と言えば女性」というイメージですが、最近では脱毛する男性も増えてきています。
ただ、脱毛に抵抗がある男性も少なくありません。
その際に、限定することで売り込むことができます。
例)
・男性の方限定で初回980円
・女性限定、タダで飲み放題、食べ放題 など
限定性の種類(8)曜日
例えば、売り上げが伸びない曜日を限定し、お客さんを呼び込むという活用法もあります。
「ある特定の曜日だけ売り上げが上がらない」
「平日の伸びがもう少し欲しい」
と言う方は、ぜひ活用してみてください。
例)
・月曜限定でポイント3倍
・平日限定、ドリンクバー無料 など
限定性の種類(9)予約
予約制を取っている商品・サービス、先行予約をする時にも使えます。
身近な例で言うと、CDの予約です。
CDの売り上げは、違法ダウンロードや音楽配信サービスの増加により年々下がっています。
その対策として、予約限定のパッケージや特典(握手会やライブ後のバックヤードにご招待など)を付けるレコード会社が多くなっているのです。
例)
・予約した方に限り、もう一つプレゼント
・4名様以上の予約で、スペシャルサービス など
限定性の種類(10)指定
ある条件を指定することで、限定性を使えます。
ただし、見合った条件を付けてください。
例えば、スーパーで、「2万円以上購入した方に限り」という条件を付けた場合、スーパーで2万円を買い物する人は滅多にいません。
これでは、限定する意味がありませんよね。
ですねで、見合った条件を指定してください。
例)
・誕生日の方に限り、ケーキサービス
・月に3回のご来店の方に限り、当店のオリジナルエコバック など
限定性を用いるときのメリット
先ほども解説しましたが、限定性を用いることで次の効果が期待できます。
限定性のメリット
➀商品・サービスに付加価値を付けられる
②行動してくれる可能性が上がる
コピーライティングはもちろん、商品・サービスを売る場合にもこの限定性は必要不可欠なのです。
ある会社が行った調査では、約75%の方が“限定”がついた商品・サービスを買ったことがあると答えています。
また、限定性の商品・サービスを買った理由は?という答えは以下の通りでした。
1位:限定という言葉に魅了された
2位:特別感があるから
3位:試したく(購入したく)なった
この結果のように、限定性には、あなたが思っている以上の買い手を惹きつける力があるのです。
限定性に無くてはならない「理由付け」
限定性を活用する際に無くてはならないモノがあります。
それが「理由付け」です。
どういうことなのかと言いますと、例えば、ただ単に「こちらの商品は50%オフ」と書いていても、
「なぜこれだけ半額なのか?」
「もしかして、不良品なの?」
と不信感を抱くことがあります。
しかし、
「こちらの商品は、ミスで多く発注してしまいました。少しでも廃棄にならないためにこちらの商品に限り50%オフで販売しています。」
と理由付けすることで買い手の不信感を取り除くことができ、より限定性の効果を発揮することが可能です。
他には、パン屋さんの例を以下に出してみましょう。
A:「こちらは1日限定30個のパンです。」
B:「こちらの食パンに使っている小麦粉は全体の3%しか取れない最高級品の小麦粉を使っています。なので、1日に仕入れられる量が限られています。本当は沢山の方に食べてもらいたいですが、このような理由から1日30個限定となっています。」
AとBでは、同じ限定30個のパンですが、理由付けがあるBの方が限定性の効果がより高まっています。
このように限定性を使う際には、「なぜ限定なのか?」という理由付けをすることで信憑性が増していくのです。
信憑性が増すことで買い手はスグに行動してくれます。
つまり、限定性と理由付けは離すことの出来ない存在ということ。
まとめ
限定性(希少性)について、解説させて頂きました。
あなたの売る商品・サービスにも限定性を使うことではできないか?を確認してください。
限定性を使えば、あなたの売上に繋がりますし、買い手もスグに行動してくれます。
限定性を使うときは、使いすぎ(⇒希少性がなくなる)と理由付け(⇒信憑性を高める)を忘れないようにしてくださいね。
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